箒川鮎釣り
箒川に鮎釣りに行ってきました。
まずは上流のかさね橋~岩井橋~小種島橋と見て回りました。
いずれの場所とも水がかなり減っていて、ある程度の水深のある流れは見つかりませんでした。あったとしても短い流れでした。
なので、竿を出すことなく、この場所に来ました。
上の写真は8月4日土曜日10時半ごろの川の様子です。釣り人は大勢います。
オトリ鮎を水慣れさせるべく、川に浸し、その間に川見をしています。
近くの釣り人に声を掛けて、様子を聞いたりもしました。
よい答えは返ってきませんでした。午前中の早い時間から竿を出していてもこの時間まで「ボ」だそうです。
ですが、粘り強く岩盤の溝や上で泳がせていました。
下流にはたくさんの人の姿が見えましたが、竿を絞るようすは見ることがありませんでした。
上流には投網を打つベテランの方がいました。
結構入ったとの答えでした。見ていると、ごく浅い流れに網を多く打っていました。
1日の投網解禁日にはかなりの数が獲れたそうです。
30分くらいオトリを川水になじませたので、いよいよ釣り開始です。
さらに上流の岩盤早瀬で竿を出しました。川底が黒岩盤ですぐ下の深瀬から鮎が入ってくるところです。
時間を掛けて、粘りましたが、まったく反応はありませんでした。11時ですので、すでに先釣者が竿を入れ終えたところだと思いました。少し上の急瀬もオモリをつけて釣ってみましたが、同様に反応はありませんでした。
先にいた3名の人は上がっていきました。やはり釣れないようです。
午後1時まで粘りましたが、どこを流しても反応はありませんでした。この流れのぶち当たる護岸沿いの岩盤のところで鮎が掛かる様子が見られました。その場所は狭いので、2人でいっぱいです。
下って行くときにひとりに話を聞くと、午前中で4尾だったと言っていました。
ゆっくりと休憩し、午後は2時から時合を期待して釣り始めました。
ちょうど写真の瀬の辺りからです。水位が低く、岩盤の溝がよく見えて、渡渉も簡単なようです。
前回と同じ場所ですが、まったく別の川のようでした。反応がまったくありません。
投網解禁後は、川がこうも変わるのですね。
この流れを下流100mくらいまで釣り下っていきますが(先釣者はほとんどいなくなりました)、アタリを得ることはできませんでした。あまりに暇なので、鮎を探して水中をよく見ましたが、ほとんど鮎も見えませんでした。移動の途中の足首くらいの流れには泳いで逃げ回る鮎が見えました。完全に怯えて逃げ回るように見えました。これではオトリは相手にされないのは当たり前ですね。
後日談になりますが、他のブログにこの場所の100m以上下流で70尾との情報がありました。
周りの釣り人が掛けたのを見たのは計2回だけでしたが、下流(深トロの下流の岩盤瀬)に溜まっていたものと思われます。
やはり、釣れないときは1カ所で粘らずに、歩いて足で稼ぐ以外にはないのですね。
そんな基本を忘れていました。反省です。