北浦でkayak漕ぎトレ
天気もよく,風も弱い。
しかも暑くない。
こんなときは漕ぎトレ。
とばかりに北浦へ。
北~北東の風。
まずは湖心近くにある取水塔を目指す。
北東の風に艇を振られる。
どうしてなのか考えてみた。その結果,
タンデム艇を一人で乗ると,どうしてもスターン側に風が強く当たり,
北東の風の場合,進行方向右に進んでしまう。
と結論した。
特にボイジャーTは吃水が低く,水上部分が多いためその傾向があるのではないか?
安定性を重視した結果だろう。たぶん…。
取水塔に近づくと,様子が変。
水が下から湧き上がってくるような?
勢いよく取水されている?違う!
何かいるようだ。
尖った背びれが見えた!
↑塔の左側。水面がもぞもぞしている辺り。
↑こちらは右側辺り。
正体は「レンギョ」。
巨体の大群が産卵に集まっている?
とがった背びれを写したかったが残念。
近づくのが怖いくらいの大きさと数。
この時季のレンギョは利根川を中流域まで遡上し産卵することが有名だが,
ここ北浦では鮒や鯉とは違って,沖合で産卵するみたいだ。
追い風に乗ったときの速さを感じたくて南西へ。
が,やはりスターンを振られる。
今度は進行方向左へ進みやすい。
納得。
先日,草刈りしたところを湖上から見た。
鯉の産卵は終わったのか,今日は静か。
この杭の上にシギ?の群れがいたので,写真を撮ろうと近づくが。
くちばしの形状からシギの仲間だと思われるが正式な名前は???
パドルが水を切る音で逃げてしまう。
そっと近づいてみた。
やっと杭の上に留まっている姿をとらえた。
出艇場所へ戻ってきた。
草刈りをして入りやすくなったためか,アベックがいた。
「砂地もあり,木陰もあり,ここはいいでしょ?」
と言いたかったが,黙って着艇させる。