大芦川 鮎解禁に思うこと

(5月の大芦川)

6月29日 大芦川鮎釣り解禁。

翌日の動画サイトには,

さっそく動画が上がっていた。

込50尾とか。

………

観ると,

ほとんど動いていない。

せいぜい50mくらいの瀬で掛かったみたい。

昨日の大芦川では50mも!!動いて釣ることができる場所は。

来年の解禁に向けて

(来年できるかどうかは別の話だが)

①場所取り

 すごいところは両岸から竿一本で場所取りの目印の棒が立っていた。そこが釣れたのかどうかは知らないが,避けるべき場所であることは間違いない。自分の周りを囲まれて釣りをすることにはできない。棒以外にも曳舟(空舟)で川の空間を囲んでいる場所もあった。

 グループ内の代表者が場所取りし,その仲間が大勢で入川するものだから,アローンフィッシャーは勝てない。そういう仲間意識は強烈。一人になるとみんないい人なのに。

 川から上がるときにもまだまだたくさんの曳舟が見られた。明日用なのか。

②置き竿

 昼前後,川を歩いて行くと,何本もの竿が置き竿されていた。まるで「ここは俺の場所だ」みたいに思えた。場所を譲り合って釣ることはできないものなのか。お互いに歳を重ねた大人だと思うだが。危うく気づかずに踏んでしまうくらいに置いてあるところも。近くに人の姿が見えるときは「通ります」と声を掛けた。川に沿って人が歩くところに置いてあった。高価で大切な竿,自分ならできない。

③駐車場の場所取り

 車を止めた駐車場は広く,前日だったので先行車は2台。どこでも止められるかと思ったが,椅子やコンテナボックス,さらにはタープが置いてあった。場所取り?していた人が来たのは夜中。いつから置いてあったのか不明。後で確認した車のナンバーは「つく〇」。なんか悲しい。

④釣り開始時刻

 渓流の解禁は早朝5時と決まっていたが,鮎解禁は夜明けとなっていた。どおりで皆さんの入川が早かったわけだと後で理解。明るくなりだした頃にはすでに釣りが始まっていたということだ。不覚だ。

⑤にぎやかな夜の駐車場

 人気の少ない,グループ釣行のいない場所を選んだつもりだったのだが……。昨年の某川の解禁では自分以外の2台の車の人が夜中まで大声で話をしていて眠れなかった。今回も同様。知り合った?釣り人どうしが夜遅くまで話し込む声がずっと聞こえていた。夜中に到着する車のライトやドアの開閉音。極めつけは車のセキュリティ音。誤作動?でなり響き,完全に目が覚めた。持ち主,止め方をよく知らないとか。

⑥ゴミの始末

 2日続けて歩き回ると,ゴミが増えていることに気づいた。多くはペットボトルと空き缶。たまに釣り糸,タバコの吸い殻。せっかくのきれいな川で釣りをさせてもらっているのに,ゴミを放置していくのはどんな考えなのだろうか。

⑦マナーの良い若い釣り人

 場所取りや置き竿で傷めつけられた釣行だったが,まだ鮎釣りを始めて間もなさそうな若い釣り人も居る。ベテランの釣り人が声も掛けずに川切りをしてきたり,置き竿で縄張り?を主張したりする中。「川を渡っていいですか」とか,「どこから渡ればいいですか」などと言われると「どこでも渡りやすいところをどうぞ」と応じている。

 釣りを見ていても,オモリや背鈎をつけて,誰もオトリを入れなさそうなところで根掛かりと戦いながら釣っている。舟残りは増えなさそうだが,人一倍楽しそうだ。

⑧放流数 10万匹

 2025年の解禁日の人出は300人くらいだろうと漁協関係者が話していた。多いときは400人は超えるという話なのでこれでも少ない方だとか。

 栃木水試の潜水調査(6/11)での推定生息数は91000尾。

 解禁日の釣り人300人✖平均釣果20尾(推定?)=6000尾

が釣られた計算になる。

毎日,解禁のようだとたった15日間で釣り切られることになる。

結論 解禁日は避けるのが賢明?

諸問題から解禁日は避けるのが賢明との判断。何より,動けない。動いても入るところがない。竿抜け探しも重箱の隅か,針の穴か,とても技量的に釣り切れない。

過去の動画で解禁日の翌日にかなり数を釣っている人もいるみたいだが,名人技と感心。とても自分にできることではない。

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