鮎釣り動画とブログ
久慈川支流解禁に行ってのこと,
こちらからは聞いていないのに,
多くの釣り人が,
同じ話をしていた。
それは,
「去年,動画を載せた人がいたから」
「めちゃくちゃ入れ掛かっていた」
「そのすぐ上で自分も入れ掛かりだった」
「〇〇ナンバーの若いあんちゃんだった」
「こんなに人が多いのは去年の動画が」
などなど。
考えさせられてしまった。
以前にも書いたが,
自分のブログは大した釣果も上がっていないので,
場所がわかるような写真を載せてもよいかなと考えていた。
他の人の動画やブログ(今や少数派)を参考に釣行したこともままある。
(満足な釣果を得られたことはほとんどない)にも関わらず,
ついつい見てしまう。
サンデー釣り師の頃からの悪い習慣。
コメントを書いたり,質問したりすれば,丁寧に応えてくれる人が大半だが,
敢えて詳しく場所を尋ねることはしない。
同じ場所で自分が同じように釣れるとは思わないから。
今回の久慈川支流解禁については考えさせられた。
大勢の釣り人が入ることで毎年静かに解禁を迎えていた人たちが
楽しめなくなっている現実を目にしてしまった。
静かに釣りをしている人がいるのに,
川の中を好きなように歩き回る人。
隙間がないのに,上下に入ってくる人。
「上,いいですか」「下に入ります」
と言われれば「ノー」とは言えない。
自分はそんなことはしないと,
小さいからだをさらに小さくして川の隅をそっと歩くようにする。
支流は本流に比べ,川の規模も小さく釣り人のキャパシティも当然小さい。
そんな川に釣り人が並ぶのは解禁とはいえ…。
みんなで仲良く,釣れない魚を釣る。チビを釣る。
よほど魚がいないと,人や竿の列の中,追わないだろうな。
移動先にも人,人,人。
釣り人は減少していない,若い人も多くなった気がする。
でも釣れているのはほんの少数だろうな。
が,「たくさん釣れた」という情報の方が広まりやすく,
今日も川は人でいっぱい!?
秘密主義なのか,開放主義なのか,今も迷うところではある。