柿の親子なの?
接ぎ木が趣味
柿の接ぎ木が好きなので、毎年やっています。
今年は穂木の採集を忘れ、芽が膨らみ始めた穂木を使ってチャレンジしましたが、あえなく失敗。
やはり、穂木は木が休眠しているときに採って、冷蔵しておくことが良いようです。
この柿は庭になったものです。
とてもいい柿がなりました。
今年は剪定をきつめにしたので、数が少なかったですが、その分大きくなったようです。
毎年、この柿の枝を接ぎ木に使っています。
これは接ぎ木した柿の木に今年なったものです。???
2年前に義母の畑の隅に植えたものです。
昨年もなったようですが、大きな柿がなったことに喜んだ義母は自分で食べずに近所にあげてしまったそうです。
なので、甘柿だったのか、渋柿だったのかがわかりませんでした。
今年はさらにたくさんの柿がなっていることは気づいていました。
もったいないと言って、摘果することができずに、木の大きさ(約1mの高さ)の割にはたくさんの実を付けていました。
その一つが上の写真です。多くは写真のものよりも少し縦長なのです。
一見すると渋柿に見えます。
??? 不思議。富有柿のはずが形が違います。
恐る恐る食べて見ました。「甘い」。
こんなことがあるの?
以前に接ぎ木した柿の木の実はすべて親と同じ形をしていました。
なのに、この柿だけが違う形をしているのです。しかも、甘い!?
並べてみると、形の違いがはっきりします。
へその部分に黒い渦みたいなものまであります。
義母曰く、「渦がたくさんある方がより甘い」んだそうです。
家には接ぎ木した柿の苗がまだたくさん残っています。
知人に声を掛けて、少しずつ分けています。
もらってくれる人がいれば、タダで差し上げます。