鮎釣り 前回のつづき
箒川から移動、那珂川へ
箒川でチビ3尾。時間は10時。移動を決意しました。前回、ツ抜けした少し下流の浄法寺橋下流を目指します。
目当ての瀬はすでに5人の方が入釣しており、新たに入る場所はないようです。順に並んでいました。10分くらい見ていましたが、釣れるようすはなし。
さらに下流の岩盤地帯。こちらはさらに釣り人密集です。そんなにこの場所は釣れるところなのでしょうか。前々日に見かけた車がまだあります。連泊なのでしょうか?
仕方なく、那珂川の下流域を目指します。那須烏山市の北部でしょうか。
こんな流れです。
この写真は午後2時半ころに撮りました。たくさんの人で賑わっていたのですが、この時間ちょうど風が強く吹き始め、人が一斉に川からいなくなりました。下流に見える釣り人は私の釣友です。今日は苦戦しています。
この流れで釣りを開始したのは12時くらいです。
まずは右岸。竿2本分くらい、立ちこんで、左岸側のヨレのある流れを釣り下ることにしました。ちょうど左岸の向かいには人がいたので、それほど中には入って行けませんでした。
釣り始めて5分くらいで2尾掛けました。オトリより少し小さいサイズです。15cmくらいでしょうか。
ここで先ほどの釣友にスマホで連絡。いつもすぐに出るのですが。
なんとこのとき釣友はサインボと格闘中でした。(右岸側の分流へ入っていました)
この流れを釣り下ります。その間に周りの釣り人のようすも観察。左岸側に並んだ釣り人がそれぞれ2~3尾くらいずつ掛けています。また、下流の急瀬に立ちこんでいる人がそれ以上に掛けているようです。型は不明です。
わたしの方もポツポツと掛かり、急瀬の手前までで7尾です。箒の3尾と合わせ、何とかツ抜け達成です。
毎回釣行たびにツ抜けを目標にしているので、うれしいとともに、一区切りです。
少し休憩し、後半戦は上の写真の流れ、左岸側から竿を出しました。
この時点で釣り人は、私と釣友、あと上手のトロに一人です。みなさん朝が早かったのか、早上がりです。暑い1日なので、仕方ないですね。
左岸側から見た流れです。手前から波の盛り上がっている辺りが気になります。底石は比較的大きく、若干青ノロが付いた石もあります。深さはひざ前後でしょうか。ただ、この場所は川切りをする人の通り道になっています。昼から14時くらいまで見ている間に2人が川を渡っていきました。
後で川を渡り戻るときに底石を見ましたが、この流れの向こう側、右岸側は流れが強く、押しもあり、鮎は止まらない感じがしました。その分、青ノロはついてませんでしたが。
この流れに竿を入れてすぐ強風が吹き始めます。竿を持っているだけで一杯です。雲の流れ方を見ると、それほどでもないのでまもなく収まると思っているとアタリです。風が強く、どんなのが掛かっているか分かりません。ただ、竿を何とか立てるとぐいぐいと上流に向けて泳いでいきます。大物と判断し、慎重に寄せて取り込みました。
本日の最大魚です。ぷっくらと太っていて、なかなかです。
この後、予想通り風も止みました。ラッキーです。
この筋を少しずつ釣り下って行くと、オトリが次々と替わり、計4尾。
いずれも真っ黄黄の追い星の出たナイスファイトガイでした。
人が少なくなったのがよかったのか、時合いなのか。
終わり。