柿・ネーブル 接ぎ木,今年は失敗!?
3月21日に接ぎ木をした柿とネーブル。
ようやく結果が出た。
兄の家の高接ぎの柿は見事に成功し,新芽が伸びて葉が大きくなりつつある。
自分の家の柿は,どうやら失敗。1本しか芽が伸びだしていない。
その原因を考えた。
まずは台木。掘り出して,根を少しはさんで整理した後,接ぎ木。
また鉢に戻すやり方。
手元で作業ができるため,作業はしやすいが,どうしても一度根を掘り上げるため,
活着に時間がかかり,新芽が伸びるまでの時間がかかる。
これが地植えの台木だと結果が出るのが早い。
いつものようにやったのだが,実は芽が少し伸び始めたときに,日なたに置いたため,水管理が悪かったらしい。
また,芽が出たことに安心し,かぶせていたビニール袋をはずしたら,新芽を虫に食われてしまった。
次にネーブル。
こちらはほとんどあきらめていたのだが,2ヶ月経って芽が伸びだしてきた。
こちらは,穂木に1年目(昨年伸びた)の枝を使ったもの。
枝が緑色をしており,やわらかいため切りやすい。太さも手ごろ。
接ぎ木がしやすい。
こちらは2年目の枝。
枝自体はしっかりとしていたが,少し硬く,維管束がわかりにくかった。
ネーブルは初めてトライしたもので,ダメ元でやったみたもの。
1年目,2年目,両方の穂木を比べてみると,2年目の枝の方が勢いがいい。
芽が伸び始めてきたので,かけていたビニールを外し,写真をとってみた。
考えてみると,柿もネーブルも管理がずさんだった。
もっと水と日当たりの管理をしっかりとしなくては。日当たりが良すぎてはだめだということがわかった。
今年の接ぎ木は勉強になった。
今後,柑橘類はアゲハの幼虫に葉を食べつくされるの要警戒。
見張りをしっかりしなくては(笑)。