那珂川鮎釣り ツ抜けにあと一歩
八溝大橋下流 7月1日
オトリ屋さんに7時過ぎに到着。オトリを購入。釣り仲間の到着を待つ前に、釣り場を見ておこうと出発。
最近定番の八溝大橋下流へ。すでに数台の車。
よく見ると、待っていた仲間とは違う釣り仲間二人の姿が。これから始める様子。この場所は初めてとのことなので、前回釣れた場所を教える。どういうわけか、まだ空いていた。大きな岩の上手の深瀬。
この場所は腰の深さまで入って立ちこみ、右岸よりをねらう。右岸から1mくらいのところに黒っぽい岩盤が見え、その岩盤の左右と前後でオトリを止めたり、ウロウロさせると釣れる。6月19日には釣り仲間が24尾釣ったところ。
私は深瀬の釣りがあまり好きではなく、長い時間はやったことがない場所。
この場所を中心に1日粘ったAさん、終えてみれば、サインボを2尾含め、22尾の好釣果。この付近では一番釣ったのではないかな。
さて、私は
こんなザラ瀬からスタート。
最近ザラ瀬が好きになってきています。
白く波立つところの下の少し緩くなって鮎が止まりそうな場所を狙います。川の中の石を見ると、渇水と高温で青ノロが発生し、緑色のところが大分目立ちます。それだけを見ると竿を入れるのをためらいますが、緑の林でもちゃんと鮎はいるのです。
水温は24°、開始30分。最初の1尾がきますが、タモ直前でポトリ。ハリ掛かりが浅かったようです。
同じところへオトリを入れると、続いてきました。今度はサイズがよく(と言っても、オトリサイズ)、タモに無事収まってくれました。この場所で1時間で5尾。今日はもしかして大漁かと期待が膨らみました。
しかもザラ瀬は広く、誰もやってきません。
10時ですが、暑いです。さっそく1回目の休憩。暑い日はこまめな休憩を心がけています。水分の消費もいつもよりハイペースです。
別の場所で竿を出しているSさんに電話しました。2尾だとのことです。たくさん釣れていれば合流する予定でしたが。
2回戦はザラ瀬の下流の
急瀬の上です。黄色いベストの人の反対側付近です。
黄色いベストの人、知人ではありませんが、この場所で以前にも見かけたことがあり、そのときはかなり入れ掛かっていました。今日はポツポツのようです。ただ1日トータルでは20尾弱は掛けたのではないでしょうか。
さて、急瀬の上の流れですが、右岸側に寄って流れが少し絞れて、溝のようになっています。手前の石はそれほど入ってないため、流芯の手前を狙ってオトリを泳がせてみます。
ここでも2尾追加。流れが強いだけに、掛かると流芯に引っ張られ、その分楽しめます。掛かり鮎をオトリに替えて、流芯をねらいますが、流れが強く、しかも青ノロが付いてくるので、難しい釣りになります。こまめに掛けハリをチェックしないと、オトリも掛けハリの青ノロが付いていて、野鮎は掛かりません。
午前中は計7尾で終了。昼休憩もたっぷりととります。暑さ対策をしなくては体が持ちません。周りのみなさんは短い休憩ですぐに釣りに戻ります。何となく理由はわかりますが。
午後は1時再開です。本命の場所は実は写真の瀬落ちのところの急瀬なのですが、なかなか空かないので諦めです。そこで、八溝大橋の上流目指して、川の中を歩いてみました。ザラ瀬の上を川切りし橋の下までいきましたが、石組みのよいところはありませんでした。橋の上流の早瀬と深瀬には竿の列ができていました。渇水なので、早瀬よりもその下流の深瀬に立ちこんで、左岸側の辺地を狙っている人が多いようでした。しばらく、橋の下の日陰で休みながら見ていましたが、竿が立つようすはありませんでした。
次に左岸側にもどり、左岸側の流れに竿を出している人に声を掛けながら、川を下っていき、釣果を教えてもらいました。
大きな石の下で竿を出していた人が午前中に10尾くらい掛けたそうです。型もよかったと言ってました。その場所は2年前は深さもあり、石も大きくてよかったのですが、今年は浅くなり、石も小さくなっていました。川の中から草の生えた左岸の辺地寄りをねらう感じの釣りです。
ウロウロしている間に、3時近くになりました。午後はボです。やる場所も見つかりません。結局、朝のザラ瀬のところに戻ってきてしまいました。ザラ瀬の一番下に先行者がいました。その人の上に入りました。朝と同じところです。時間も立っているので、再度期待してオトリを送り込むと、掛かりました。ここで粘ればよかったのかと思いました。
2尾掛けたところで右岸側から人が入って来てしまいました。目印が自分の目の前です。こういう釣りには慣れていないので、退散です。川は広いのにーと思ってしまいます。
その後はあちこちと探りますが追加は叶わず、9尾で終了です。
9尾終了が続きます。何とかツ抜けしたいものです。ただ、那珂川は渇水が進み、青ノロもだんだんと増えて、休日は人も多く、難しい釣りになってきています。この八溝大橋の下流の瀬も釣れている様子を見ると、決して、追いが良いわけではありません。何となく掛かってしまうようなアタリが多いそうです。しかも掛かりどころも悪いそうです。連日多くの人が入っていることもあり、場荒れもしています。そんな中で竿抜けを探すのは困難です。
こんなときは深トロや深瀬がよいのでしょうが、早瀬やザラ瀬の好きな自分には良い場所が浮かびません。
さて次回はどこにしましょうか。