鮎釣り 納竿かな? その2
続きです。
昨夜の出来事、その2。
川に明かりが見えます。目の前の川に2点。
しばらく目を凝らしていると動きます。
投網のようです。月明かりがあるとはいえ、真っ暗の中でやるものなのですね。
しばらくの間、やっていました。人の姿は見えなく、どれくらい獲れたかもわかりませんが。
24日(月)、早朝。まだ暗いですが、投網の出勤です。
少しずつ明るくなってきているので、だんだんとよく見えるようになってきました。
腰下くらいまで立ち込んでいます。時折、腰に付けた曳舟に魚を入れる様子が見えたので、獲れたようです。
たぶん、あの流れはしばらくは釣りにならないと思いました。
自分も含め、それを知らずに釣りをしていることがあったかもしれません……
さて、今日は武茂川でオトリを獲って、どこか本流を彷徨う予定です。
武茂川は今年初めてです。本流はやや高水ですが、武茂川は渇水です。
石を見ながら、少し上流まで歩き、石色の良いところでオトリを止めて待ちます。
川が狭いので、自分で歩いてポイントをつぶしてしまったかと心配です。
ですが、掛かってくれました。狙ったところで掛かるのはうれしいものです。
アタリもいいです。思わず「本流行かなくても」と思ってしまいました。
そんなはずはありません。
その場所は2尾で終了です。少しずつ歩いて下流へ行きました。
大きな石の周りにはたくさんの鮎が見えますが、人が近づくとサッと逃げてしまいます。
見える魚は釣れないので、諦めます。その下流に石色のいい短い瀬があったので、オトリを入れてみますが、
予想に反し、掛かりませんでした。
途中から合流した釣り友Sさんと相談。移動することにしました。
行ったところは、1台の車しか止まってなく、目の前の瀬には誰もいませんでしたので、やることにしました。
こんなところです。下の写真は午後に撮ったものです。
午前中は右岸下流で黒い石の周辺を狙い、チビを2尾追加。
流れはいいのですが、今一つ反応がよくありませんでした。人の少ない理由がわかったような気がしました。
この場所は解禁時によく釣れたと聞いたことがあります。
その後はいつも竿の列ができていましたので、ここも今シーズン初の場所です。
休憩後、1時くらいから、この流れを渡り、左岸側から釣ってみました。
上から一通り釣り下りますが、反応をもらえず、一番下の左岸からの流れの合流付近まで行きました。
この流れがとても気になったからです。見た目がいいので、必ずどこかで1尾くらいは掛かると思いました。
右岸の少し高いところから見たときにこの付近の辺地が光っているように見えたのです。
が、実際に入ってみると、石は右岸ほどよくありませんでした。
一番下から少しずつ釣り上がることにしました。
2時過ぎやっと1尾きました。20cmくらいです。アタリもナイスです。
この1尾で集中力が増し、さらに釣り上がりました。
アタリ。ついに入れ掛かりタイムに突入です。超久々です。
うまく撮れていませんが、こんな感じです。
3時過ぎまで、計9尾掛かりました。しかも、全部背掛かりです。
ガガーンと来て、目印が水中へ、その後、グイグイと引いていく。この感触が鮎釣りです。
こうでなくっちゃ。この感触、しばらく忘れていました。
型は19~21cmとまとまっていました(家で測りました)。
で、突然ですが止まりました。まさにピタッという感じです。
アタリが出たのも、なくなったのも突然!?
あの時間帯はなんだったのでしょうか。見事にアタリがなくなりました。
同じようなところへオトリを入れても、元気なオトリでも、反応が出なくなりました。
遊んでくれた川とオトリと釣り友に感謝し、4時少し前に納竿しました。
家で数えてみると、13尾。超久しぶりの「ツ抜け」です。
これで心置きなく、納竿決定です。
(と言いながら、とりあえず1回目の納竿ということで。)