今野敏 任侠シリーズ

今回は,「任侠書房」「任侠学園」。

やくざがそれぞれ「書房→出版社」「学園→高校」を立ち直らせる話。

今野敏の著作を読み始めたのは,あるブログで「困ったときの今野敏」というのを読んで,

試しに読んでみると,「困ったとき…」が何となくわかる気がしたため。

なので,それ以来,「困ったとき」には読んでいる。

困ったときというよりも,雨で外作業ができないときや,見たいテレビがないとき。

最初は今野敏お得意の「警察・刑事」物だった。

その中では,テレビドラマにもなっている「隠蔽捜査」がよかった。

シリーズにもなっていて,確か「隠蔽捜査8」くらいまでは出版されている。 

毎度のことだが, テレビドラマは, 原作を超えていない。

配役は工夫されていて,一部の人には評判だったようだが,どうしても本を読んでイメージする

登場人物像と俳優がこれまでの出演作で築きあげてきたイメージが合わなく感じてしまうのだ。

なので,期待をもってドラマを観ると,裏切られることが多いので余程のことがない限り見ない

ことにしている。

隠蔽捜査もテレビでやったので見始めたが,すぐにチャンネルを変えてしまった。

「任侠書房」「任侠学園」,作中の登場人物の描き方がいい。

やくざなので,暴力シーンも出てくるかと思いきや,ほとんど出てこないところもいい。

やくざの登場人物は同じだが,「書房」「学園」に登場するそれぞれの人物の絡み方がいい。

組長と主人公の代貸日村の影響でみんな変わっていく。

次の文言,

「命じられたらすぐに実行する。それがヤクザだ。やらなければならない仕事をだらだらと明日に延ばしたりはしない。明日は何が起こるかわからないからだ。そして,すぐにやらなかったがためにチャンスを逃すことがある。ヤクザにとってチャンスをつかむかつかまないかは,それこそ死活問題なのだ。何かを思い立ったとき,何か問題が起きたときなどは躊躇したり面倒くさがらずに行動するように習慣づける。」

著者の描くヤクザ像なのか!?

この文中にある「ヤクザ」を今の自分の立ち位置に置き換えてみると,「任侠シリーズ」に共感を覚えるのがわかる気がする。

もちろん,ヤクザではありません。(笑) プータローなので,似ているかな?

だから,「任侠」シリーズが面白いのかもしれない。

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