柳の木の下に2匹目の鮎はいない!?
8時過ぎ。釣り人は2人。
よい流れ。
ここで始める。
まずはオトリを野鮎に替えたい。
しか~し,待てど暮らせど,アタリすら出ない。
1時間半くらい粘った。
釣れないので考える時間はたくさん。
たったの3日で川がこれほどまでに変わってしまったのかという驚き。
①青ノロが繁茂
②ボケている石が多くなる→鮎が食んでいない→鮎が少なくなった
③釣れていた鮎のサイズが小さくなった(右岸の人の掛けた鮎)
連休で相当の釣り人が入ったのか?
駐車スペースが広くなっていたり,多くの人が入った痕跡があった。
しかし,それは後で考えたことで,釣れるつもりで入川した。
1に場所なので,鮎のいないところでは釣れなくて当たり前。
わかっていながら,その結果になるのは愚かということに他ならない。
釣りやすそうな,瀬肩や平瀬,石のいいところは真っ先に鮎が釣り切られ,いなくなる。
2カ所目は,午後2時過ぎから。
あちこちと見て回ったが,ここで釣り友と合流。
やはり,釣りやすそうなところには粘っている人がいる。
釣れてはいない。
高水で思うようなところにオトリが入らないようす。
こんなところで流れの中のたるみを狙うが,空振り。
下流でやっと掛けて,「ボ抜け」の1尾で終了。
百戦錬磨の釣友も2尾。バラシが続いたらしい。
場荒れした場所ではどう釣るのか?
釣りやすいところでオトリを替えて,
それから本命の狙いの場所を釣るというやり方をしてしまう。
オトリがうまく替わればいいのだが,替わらなければ
そのまま撃沈という今日のような結果になってしまう。
いろいろな流れのある場所では,
1カ所にこだわらずにいろいろな流れにオトリを入れてみる。
仕掛けもそれに合わせて替える。
ナイロン系で泳がせたり,メタル系で強い流れに沈ませたり。
今までそんなことはまったく考えもしなかった。
場荒れしたようなところでは,釣り方を変えることが必要か。
「その場所を釣り切る」ということをもっと突き詰める。
野島玉造さんが言っていたのもきっとそのことなんだと思う。
自分の好きな流れだけでは釣果は望めない。
好きな流れだけにこだわると今日のような釣りになる。反省だな。
次回は鮎がたくさん見えたところに挑戦してみよう。
果たして,見える鮎は掛かるのか?