止め泳がせ,引き釣り,正解は?
鮎釣りの話。
どうすれば釣れるのか,これを考えない釣り師はいまい。
家に出入りするガス屋さんは,大の釣り好き。
ただし,海釣り。
以前,偶然に海で遭ったことがある。
正に「油屋が油売っている」状態。
本人自ら,そのようなことを言っていた。
言い訳として,仕事の合間。休憩と言っていたが。
その彼と話した。
「釣れる場所に別の人が入っても釣れるとは限らない。」
「釣り方が違うから。」
「同じ仕掛け,ルアーを使っても釣れない。」
「ビギナーズラックという言葉があるけど,ビギナーの中には
まるで持って生まれたかのように釣る人がいる。」
「そんな人は,必ず上手くなっていく。」
「日差しの変化や少しの温度上昇で突然,時合がくることがある。」
などなど。インストラクターをしている彼ならではだ。
鮎釣りにも共通していることがあり,釣り種は違えども,こんな話は楽しい。
さて,鮎釣り。
どうやったら釣れるのか?
日々,考えているが,どうも実践が伴わない。
「引いては掛からない」「じっと止めておかないと鮎が反応しない」などを耳にする。
先達の言うことなので,尤もだと信じる。
で,実際に「止め泳がせ」をしてみると,
「掛からない!」
うん,どうしたことだ。止め方が悪いのか,泳がせ方が悪いのか,
止めている場所が悪いのか,単に腕が悪いだけか,
釣れない時期が長く,ついつい考えることばかりになる。
本来は「止め泳がせ」よりも「引き釣り」の方が好き。
どちらかということではなく,状況に応じて使い分ければいいのか?
こんなことを考えるところからすでに鮎釣りは始まっている。
実に楽しい遊びだ。
一筋縄ではいかないからのめりこむのだろうか。
次回はできるだけ「引き回してみよう」と考えた。