釣れる「時合」ってあるの?
それまでまったく釣れなかったのに,突然釣れ出す。
こんな経験が何度かある。
「時合」というのだろうか。
この時合さえわかれば,川の中で無駄な時間を過ごさなくていい。
こんな虫の良いことを考えてしまう。
川の中にいる時間がまったくの無駄だとは思わないが,ついつい考えてしまう。
突然やってくるアタリの連発。
何が,鮎のスイッチを入れるのか。
水温?,気温の変化?,明るさ?,太陽光の加減?,風?,音?,明るさの変化?,
人の気配の有無?,鮎の習性?,鮎ボスの意向?,鮎の移動?
さっぱりわからない。
それが午前中のこともあり,午後のこともある。
時合に恵まれたことは稀だが。
自分の場合は割合的には午後が多い。
そして時合が過ぎると,それまでがうそのようにまったく反応がなくなる。
もう少し釣れるはずだと思いながら,ついつい粘ってしまうが,その後に釣れた試しはない。
時合,こんなことも鮎釣りの面白み。
だから,釣れなくても通ってしまう。
時合を期待して。
次の時合は何日の何時ごろだろう。